サンライズロボット研究所

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2020.03.17

いなぎペアパークに『装甲騎兵ボトムズ』のスコープドッグ1/1モニュメントが登場!

3月15日(日)に稲城長沼駅前のいなぎペアパークに「スコープドッグ」1/1モニュメントの設置を祝い、「スコープドッグモニュメントお披露目式」が開催されました。

稲城市は『装甲騎兵ボトムズ』でメカニカルデザインを務められた大河原邦男さんの出身地という事で「メカニックデザイナー大河原邦男プロジェクト」と冠して大河原さんが関わる作品モニュメントなどの展示やイベントなどを開催しています。

 

主催である稲城市観光協会の山田鎮雄副会長は
「2016年にはペアテラスに『ガンダム』と『シャア専用ザク』のモニュメントが飾られ、今日また新たなモニュメントが誕生いたします。稲城の地名をさらに世界的に広めていきたいと考えております」
と挨拶しました。
 

後援の稲城市、高橋勝浩市長は
「今回のスコープドッグモニュメントの制作費は4/5を東京都のアニメコンテンツ誘客推進事業の補助金、残り1/5を大河原先生にご寄付頂きました。
水路の転落防止柵のデザインプレート、デザインマンホール蓋と続き、ペアパークとペアテラスのモニュメントで、ますます稲城の知名度アップと厚みが増していけばと思います」
と挨拶しました。
 

大河原さんと、製作を担当した有限会社開米プロダクションには感謝状が贈呈されました。
 

大河原さんと高橋良輔監督へのインタビューも実施。
高橋監督は、実物大のスコープドッグを見た感想を聞かれ、
「本当に感激しております。未だに『ボトムズ』という作品がいろんな意味で生きているという事は人生の最大の幸せだと思います。演出をしていく上でスピード感を出すにはこの大きさ(4m弱)だったんですね。メカデザイナーと作品イメージがピッタリ一致した幸せな作品です」
と言うと、大河原さんも
「(こだわりは)やはり大きさなんですね。アニメーターが動かす上での共通認識として車一台を立てた大きさと分かってもらえる。
プレゼンテーションは悪評だったんですけれども、未だに作品が生き残っているのはファンが我慢強い!硬派な方が多いから!また良輔さんがお話を作れば硬派な皆さんを喜ばせる作品になるんじゃないかなと思います」
と『ボトムズ』とスコープドッグへの思いを語りました。
 

高橋監督と大河原さんよりメッセージを頂きました!
 

高橋良輔監督
「(いなぎペアテラスの)『ガンダム』のモニュメントは屋根の下ですけども、スコープドッグは屋外で抜けている所がいいですね。風雨に耐えるというのが『ボトムズ』ですから。ぜひ皆様見に来て下さい」

大河原邦男さん
「朽ち果てていくと丁度いいウェザリング、エイジングになるかもしれませんね」


 


モニュメントは稲城長沼駅前のいなぎペアパークに常設設置されているので、お近くにお越しの際はぜひ間近で大きさを体感してください!

 

■スコープドッグモニュメント(1/1)
【場所】
いなぎペアパーク
JR南武線「稲城長沼駅」前
(東京都稲城市稲城市東長沼516-2)