サンライズロボット研究所

特集
2025.09.03

「サンライズロボット研究所」×「串かつでんがな」 開発者によって考案されたコラボメニューを紹介する連載企画! 第1回


 

■「マリアが育てた野菜で作ったポテトサラダ」

『戦闘メカ ザブングル』の作中で、マリア・マリアは身寄りのない子供たちの面倒を見て育てていると同時に、畑を耕し野菜を自給自足で栽培しています。「作物を育てて平和に生きる」ことがマリアの信念と生活スタイルの象徴であり心やさしい女性であるが周囲からは、「変わり者」とも見られていたようである。


彼女が育てている野菜は主にジャガイモやニンジン、タマネギ、キャベツ、レタスなど耐久性のある野菜が栽培されていたと考えられる。
マリアのように野菜を自ら育てているケースは希少で、大半の人々は野菜や穀物の入手に苦労していたはずです。流通や保存環境も厳しく、青果は貴重な「栄養源」かつ「貿易品」となっていたと考えられる。

今回のこの商品はジャガイモからポテトサラダ、キャベツを合わせてザブングルの世界でも取れた野菜を材料にして、現代風、西部劇風にちょっとスパイスを加えたいと開発時に検討した結果、お菓子のカラムーチョをアレンジに採用。スパイス感とサクッとした食感をプラスして楽しめる要素を追加したでんがなオリジナルの商品となっている。

 

 

■「マーベルの淹れた紅茶で作るゼリードリンク」

『聖戦士ダンバイン』の登場キャラクターの一人であるマーベル・フローズンは、アメリカ中西部出身の地上人であり、作中で紅茶を淹れる場面がファンの間で印象的なシーンになっています。これは、日本人の主人公であるショウ・ザマらと異文化の交流や和らぎの象徴としても描かれていたと推測されます。

紅茶は中世の騎士や王族が持つ高貴さや誇り、異なる世界や価値観が出会う物語背景のイメージですが、ここではあえて現代風にゼリーやスポンジケーキを加えて、串かつでんがならしい斬新さを強調しています。もし彼女のセンスで現代の紅茶を用意してもらったなら色んなアレンジを加えて用意するのではないかという思いをはせました。

紅茶は文化や癒やしの象徴。マーベルの淹れた紅茶は異文化・仲間意識の架け橋を表しており、ゼリードリンクを飲むことで、作品世界の空気感や価値観と「今」違いを自分に重ねて感じられる一品となるよう考案しました。